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◆労働協約
労働協約とは、労働組合と使用者が行った取り決め、契約のことです。労働組合は、労働組合法によって、労働者保護のための強い権利を認められた団体です。労働者の賃金や待遇など労働条件をはじめとした労使関係に関する事項について合意し、労働協約として締結するなど、労働者の権利の保護という性質上、非常に強い効果を持っています。
◆就業規則
就業規則とは、企業において使用者が労働基準法等に基づき、当該企業における労働条件等に関する具体的細目について定めた規則集のことをいう。
労働者及び使用者は、労働協約、就業規則及び労働契約を遵守し、誠実に各々その義務を履行しなければならず、就業規則は労働基準法第9条や労働契約法等の法令によってその成立手続、実体、効力等を規制される。
◆労働契約
労働契約は、労働者が使用者に使用されて労働し、使用者がこれに対して賃金を支払うことを内容とする労働者と使用者の間の契約である。契約の形態としては民法上の雇用契約とほぼ同じであるが、労働法学では労働契約は労働者が使用者に対して従属的な地位に立つことを前提にした制度設計であり、労働者と使用者が対等の立場に立つ建前の雇用契約とは区別して把握されることが多い。
◆労使協定
労使協定とは、労働者と使用者との間で締結される、書面による協定のことである。法文上の語ではなく、下記の要件を満たす協定のことを一般に「労使協定」と呼ぶ(法文上は「当該事業場に、労働者の過半数で組織する労働組合があるときはその労働組合、労働者の過半数で組織する労働組合がないときは労働者の過半数を代表する者との書面による協定」)。
◆法令、労働協約、就業規則、労働契約の優先順位
就業規則と労働契約および労働協約、労働協約と労働契約との関係については、労働基準法、労働契約法および労働組合法に規定があり、効力の優先順位は優位なものから以下の順番になります。
(1)法令(労働基準法等)
(2)労働協約
(3)就業規則
(4)労働契約