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行政上の即時強制とは、あらかじめ義務を命ずる余裕のない急迫の障害が存在する場合に、義務を命ずることなく、つまり相手方の義務不履行を前提とすることなく、直接国民の身体や財力に実力を行使し、行政上必要な状態をつくり出す作用を言います。
警官による泥酔者の保護や、火事の拡大を防ぐために風下の家屋を破壊する行為などが典型的な例です。
行政上の即時強制は、国民の身体や財産に対する重大な侵害行為であるので、法律上の根拠がなければできません。
また、行政職員が即時強制の過程で家宅への立入りを行う場合には、令嬢が必要となります。
行政上の強制執行と行政罰が行政上の義務の不履行を前提とするのに対して、行政上の即時強制は行政上の義務の不履行を前提としない点が大きな違いです。
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(記事作成日、平成29年4月3日)